資生堂は12月13日、パナマとモルドバにおいて化粧品販売を開始することを発表した。
同社は「日本をオリジンとしアジアを代表するグローバルプレイヤー」を目指し、新規市場への進出に力を入れている。2010年だけでも、7月のアルバニアを皮切りに、コソボ、マケドニアなどのバルカン諸国、さらにモンゴル、グルジア、南アフリカ、コロンビアに進出。東欧のモルドバもこの11月から販売を開始している。
2011年1月から販売を始めるパナマは、中南米市場ではブラジル、メキシコ、コロムビアに次ぐ4カ国目になる。輸入・販売は中南米での高級化粧品販売で実績のある「WISAグループ」が行うことになっており、当初は5店舗で販売する予定。
モルドバではすでに11月中旬から販売を開始しているが、輸入・販売はパリに本拠がある「資生堂ヨーロッパ」。当初は3店舗からスタートしている。