AMBプロパティジャパンは12月14日、AMBプロパティコーポレーションが、“Driving Change in the Global Supply Chain: The Inventory Story.”（グローバル・サプライチェーンの変革を推進：在庫物語）と題した調査レポートを公表した。
調査結果によると、在庫の積み増し過程は未だきわめて初期の段階にある。生産と貿易に関するコンセンサス予想では、2011年のネット・アブソープション(需要吸収量)は、米国で1億6500平方フィート超、世界で4億平方フィートとみられる。供給に制約がある沿岸マーケットが、その他のマーケットを上回ると予想される、としている。
同レポートをまとめたAMBリサーチ担当副社長のデビッド・ツイストは調査結果から、「現在経験している修正は、在庫管理とサプライチェーンに関するプラクティス(習慣、慣習、慣行など)が変化しているわけではなく、むしろ市場の周期を単純に反映している。今後、生産、貿易および在庫の回復が続き、物流不動産需要が増大すると確信している」と結論付けている。
AMBの調査レポート（英語版）は下記URLを参照。
http://www.amb.com/assets/globalsupplychainii.pdf
