ヤマトホールディングスは12月21日、グループのヤマトグローバルロジスティクスジャパンが大阪港-上海港間で高速フェリーを利用した「グローバルダイレクト」サービスを開始すると発表した。
同サービスは、日本と上海を結び、ロールボックスパレットまたはカートン(宅急便サイズ)単位で貨物を輸送するドア・ツー・ドアの一貫輸送サービス。
中国から日本へ輸入する場合、日本から中国へ輸出する場合ともに、着地側の物流センターや倉庫を経由せず、通関後直接届け先に配送するので、リードタイムの短縮と物流コストの削減が可能としている。
なお、日中間の高速フェリーを利用したサービスは、2010年9月にスタートした同社の下関港-蘇州太倉港間(週2便)があるが、新たに大阪港-上海港間(週2便)が加わることで、週4便に拡充する。