フェデラルエクスプレス(フェデックス)は12月22日、香港発欧州ハブ(仏パリ)向けの直行便路線にボーイング777型フレイターを導入したと発表した。
同型機の導入はここ9カ月における香港から欧州向けの輸出額が前年同期比で11%の伸びを示し、貨物量の増大が見込まれることから対応を図ったもの。同型機は週あたりの搭載貨物量が従来のMD-11型フレイターに比べ、5万ポンド(約23トン)増えることになる。
なお、777型フレイターは、サービス向上に加え、最新のテクノロジーで排気量を18%削減するなど、環境面でも貢献している。同社では、2020年までに同型機への投資などで、航空機のCO2排出量を20%削減する目標を立てている。