(株)商船三井は、「安全運航支援センター」を新設し、このたび運用を開始した。
センターは、昨今頻発する異常気象や世界的なテロ事件の脅威等、船舶の安全運航を阻害することが想定される諸事象に対し、その予防と的確な対応のため、昨年12月に策定した「安全運航管理体制強化策」のひとつとして、開設するもの。
無休かつ24時間の監視体制で、適宜、対象船やその関係者に航行安全に関する情報を発信することにより、安全運航を支援する。
名称:安全運航支援センター
設置場所:本社ビル船舶部内
対応時間:24時間、無休
業務内容:船舶の安全運航を支援するために、次の業務を行う。
①インマルサット衛星を利用した全運航船舶(傭船も含む)の継続的な動静把握(ポジションポーリング)
②(株)ウェザーニューズの海気象リスク評価等を利用した、全世界の海気象状況把握
③関係者(運航船、船管会社、配船担当)への航行安全関連情報(荒天、津波、保安危険、その他航行上の危険)の随時発信
④ヘルプデスクとして、関係者からの安全運航に関する危急の問い合わせへの対応