センコー(株)と東京納品代行(株)は3月19日、事業提携・資本提携に関し最終合意した。
両社は、それぞれの経営資源の相互活用を通じて、ファッション業界における多様な顧客ニーズに幅広く応えるための、総合物流サービス体制の整備・構築を進める中で、両社の一層の競争力の向上と成長が図れるものと判断し、本事業・資本提携に至った。
事業提携の主な内容は、ファッション業界向けに、両社共同で物流センターを開設・運営し、営業拡大を図り、両社の物流センターを相互利用することで、より効率的なセンター運営を進める。
さらに、センコーの全国拠点・物流情報システムと、東京納品代行のきめ細かな流通管理・配送ノウハウをコラボレーションしたサービスを一括して提供し、受託地域、受託業務範囲の拡大、新規顧客の獲得を図り、共通の仕入品について、共同購入を進め、コストダウンを行う。
資本提携は、業務提携の円滑な推進と両社の関係強化のため、東京納品代行は、センコーを引受先として、2007年4月20日を目途に第三者割当増資を行い、増資後、センコーは東京納品代行の発行済株式数の20%を所有する。
東京納品代行の概要
社名:東京納品代行(株)
設立:1970年2月
代表者:代表取締役社長林功
所在地:東京都江東区木場2-17-16
資本金:550百万円(2007年1月末現在)
事業内容:百貨店納品代行業、商品管理及び流通加工等