(株)ギャバンの平成20年2月期連結中間決算は、営業損益3億7500万円の損失、経常利益4億100万円の損失、中間純損益2億1700万円の損失となった。
赤字要因として、同社は「原材料費・包材費の価格上昇、為替の円安、関東事業所への生産、物流機能移管、集約の遅れによる諸費用の増加、同事業所稼働に伴う減価償却費負担の増加など」と説明している。
収益構造の改善に向けて、同社では「生産・物流体制の再構築に関する設備投資は、概ね終了したことから、今後は、既存事業所、工場の生産・物流機能を明確にし、各々機能毎に移管、集約するとともに、事業基盤を安定化させる」としている。