(株)帝国データバンクの調べによると、(株)フロンティア・ドメイン(資本金2億9147万5000円、新宿区坂町23-2、代表高橋寿仁氏、従業員37名)は、11月5日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。
申請代理人は本山正人弁護士(千代田区九段北4-1-3、電話03-3239-3021)ほか。監督委員には長沢美智子弁護士(港区新橋1-15-5、電話03-3503-3531)が選任されている。
同社は、1994年(平成6年)4月に設立されたシステム開発、業務用ソフトウエアの開発販売業者。自社開発のほかスタッフの派遣業務を行い、物流・在庫管理ソフトを主力に手がけ、2006年3月期にはオリジナルソフトの販売が好調に推移し年収入高約7億4800万円を計上していた。
2007年3月期も販売は好調に推移し年収入高約14億8300万円をあげていたものの、業容拡大の一方で開発費負担が増加傾向にあったうえ、有利子負債が同期末で10億円を超えるなど財務面を圧迫、今回の措置となった。
なお、スポンサー企業として(株)グローバルワイズ(愛知県刈谷市)が内定している。負債は約8億2700万円。