小売流通の安全に関するビジネスを展開するチェックポイント・システムズはこのほど、米アーカンサス大の「RFIDリサーチセンター」の戦略的パートナーに選ばれた。RFID普及に向けた、同センターでの本格的な調査研究に参加することになる。
同センターは2005年、同大関連の「ITリサーチ・インスティチュート」の傘下施設としてオープン。公益的な性格を持ち、第三者の立場からRFID（ICタグ）、センサーなどの試験や研究を行っている。スポンサー企業は計45社以上で、チェックポイントのほか、フェデックス、ウォルマート・ストアーズ、マイクロソフトといった大企業も含まれている。
同センターでチェックポイント社は、RFID、電子商品監視（EAS）の技術、タグ装着（ソースタギング）の技術などを大手小売業者に提供するとともに、将来の品目レベルでのトラッキングの実現や商品ロスの削減といった分野で成果をもたらしたい考え。（翻訳）
