新日本石油は8月21日、同社が三洋電機と2008年4月に合併で設立したENEOSセルテックが、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム(ENE・FARM)の量産体制確立のための新工場を群馬県に整備すると発表した。
今後、2009年度までの2ヵ年に約20億円を投資し、2010年度に年間約1万台の生産が可能な体制を早期に確立する。
さらに、2015年度までに年間約4万台を生産する体制を整えるため、2011年以降も追加投資を予定しており、2009年度から2015年度までの累計で約15万台の商品機の生産を行う。
新工場の概要
建設地:群馬県邑楽(おうら)郡 大泉町坂田1-1-1(三洋電機東京製作所内)
設備投資額:2年間(2008~2009年度)で約20億円
生産能力:2010年度に約1万台/年、2015年度に約4万台/年
2009~2015年度に累計約15万台を生産
設備運転開始時期:2009年4月一部稼動開始、2009年度末完成(予定)