日本郵船は7月7日、総合物流グループ会社間での本格的な人事交流を1日付の人事異動より開始したと発表した。9月1日付の人事異動を含め自社と郵船航空サービス、NYK Line Japan、NYKロジスティックスジャパンの4社内で10名の人事異動を実施する。
この人材交流は、今後の成長には事業部門・グループ会社間の枠を越えた「陸・海・空」の各物流分野に精通した人材育成が急務と考えたため。また、人事異動対象のグループ会社も今後広げ、総合物流戦略の一環として強化いる。さらにグループ全体での業務研修の充実や現場で活躍する営業担当者への研修も強化する。
7月3日に開催されたキックオフミーティングには、今回異動対象となった10名の社員と工藤泰三・日本郵船社長、矢野俊一・郵船航空サービス社長、山下俊憲・NYK Line Japan社長、深津正彦・NYKロジスティックスジャパン社長など関係者が出席し、人事交流の意義・目的を確認した。