日本通運は2010年1月、温度管理輸送容器「定温マルチBOX」を販売する。
温度管理が必要な商品を輸送する場合、冷蔵車・冷凍車などの専用車か、宅配便の保冷サービスで対応する必要があったが、簡便で軽量な断熱性の高い輸送容器を開発したもの。
この温度管理輸送容器「定温マルチBOX」は、新素材である真空断熱材を使用し、外気温40℃の環境下でも2~8℃(冷蔵帯)と-18℃以下(冷凍帯)を24時間保つことが可能で、航空貨物などの高品質な輸送サービスでも提供できる。
さらに、オプションとして温度管理トレーサーを装備することで、輸送中の温度経過を記録する事により容器内温度の可視化を実現できる。
特に小ロット輸送において、メディカル、食品、ケミカル関連企業のニーズに対応できる。
問い合わせ
日本通運
航空事業部
TEL.0120-97-2259