（株）松屋フーズは平成17年3月期中間決算短信(連結)の経営方針で、下記の施策を公表している。
①新規出店の推進
1,000店舗体制に向けて新規出店を推進し、首都圏を最重点地域として出店ポイントの再開発を進めると共に、新規地域については物件を厳選して進出を図っていく。
また、新業態の店舗開発とその出店ポイントの開発にも積極的に取り組み、既存店を見直してリプレイスを検討し、推進する。
これらを進めるために、自社開発のGIS（Geographic nformation System、地図情報システム）の機能及び活用強化を図り、立地分析能力と売上予測精度の向上に努める。
②食材の調達強化及び生産・物流体制の強化
食材の安定的な調達を図るため、「開発輸入」の推進、仕入先・仕入地域の分散化、仕入先との契約方法・契約期間見直し等に取り組む。
生産体制は、1,000店舗以上に対応するため、富士山工場（静岡県富士宮市）を建設中（平成17年1月稼動予定）であり、生産能力の強化を図っていく。
物流体制は、店舗数増加・出店地域拡大への対応と物流コスト削減を図るため、中央物流センターの移転、デポの統廃合、その他業務改善を進め、ロジスティクスシステムを再構築する。
