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フレームワークス、マイクロソフト/ロジスティクス分野で協業

2002年03月28日/未分類

(株)フレームワークスとマイクロソフト(株)は26日、大手製造業・流通業のサプライチェーン構築を支援するロジスティクスソリューションの開発および販売に向けて、協業することを発表した。
フレームワークスは、サプライチェーンにおける在庫管理や倉庫内作業支援(サプライチェーン・ロジスティクス)を行うシステムソリューションである「Logistics Station」を大手製造業・流通業に向けて提供しているが、今後、マイクロソフトの「.NET Framework」を基盤としたソリューションを提供することで、サプライチェーンにおける調達・製造・販売といった情報を、インターネットを介してリアルタイムに共有・伝達することができるロジスティクスソリューションの開発を目指す。
インターネット、Webサービスに対応し、物流センター業務を一元的に管理するシステムソリューションを提供することで、大手製造業・流通業のロジスティクス業務の生産性を向上させるとともに、開発スピードが大幅な削減を見込んでいる。
マイクロソフトは、すでに大手製造業・流通業で定評のある「Logistics Station」がインターネットを基盤とする技術「.NET Framework」に対応することで、サプライチェーンロジスティクス分野でのWebサービスのさらなる普及を推進しする。
協業の内容
大手製造業・流通業へ多くの導入実績を持つフレームワークスの「Logistics Station」は今回の協業を機に、新製品の開発基盤として「.NET Framework/ Visual StudioR .NET」を採用する。
また、マイクロソフトのサーバーソフトウェア製品群「.NET Enterprise Servers」に対応することで、インターネット対応基盤の強化を図る。対応した新製品は、本年秋のリリースを予定している。
また、両社はロジスティクスソリューションの共同マーケティング、拡販、当該案件に関連するシステム構築等に関して技術およびマーケティングにおいて協業活動を推進していく。
1. 製品開発面での協業内容
(1)「.NET Framework/ Visual Studio .NET」を採用
フレームワークスは「Logistics Station」の新製品開発基盤として「.NET Framework」を採用。採用に至った主な理由として、Visual C# .NETがオブジェクト指向言語であること、統合開発ツール「Visual Studio . NET」がRADツールとしての完成度が高い点を評価したことが挙げられる。
今後、製品開発およびシステムのカスタマイズにおける生産性向上により、システム導入期間の短縮および導入コストの低減を見込んでいる。
(2)「.NET Enterprise Servers」に対応
既存バックオフィスシステムとのビジネスプロセスおよびデータ連携ソリューションとして「MicrosoftR BizTalk Server」、開発標準データベースには、「Microsoft SQL Server」を採用する。
(3)マイクロソフト内にフレームワークス支援専任技術チームの結成
フレームワークスでは既に1名の技術者による.NET Frameworkを基盤とした新製品の開発プロジェクトチームを編成。またマイクロソフトはフレームワークス専任の技術チームを結成しており、製品開発を支援していく。
2. 営業、マーケティング面での協業内容
「共同販促活動、イベントへの出展、セミナー等」
今年度秋の新製品のリリースに向けて、早期導入ユーザーの獲得を目指す。また、ことし10月に開催される「国際物流総合展2002」への共同出展を予定している。さらに、製品紹介セミナーを共同で定期的に開催する。
3.ソリューションおよび計画
サプライチェーンに向けたロジスティクスソリューションを皮切りに、Webサービスを利用した小売業システムや運輸業システムなどと連携したサプライチェーンシステムソリューションを提供する。
4. 売上げ目標
今後3年間で30案件、5億円以上を見込んでいる。
(フレームワークス売上ベース、ライセンス部分のみ)

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