ヤマハ発動機(株)は、インドネシアにおける二輪車の大幅な需要拡大に対応するために、ジャカルタ市で二輪車の生産・販売を行っているピーティ・ヤマハ・インドネシア・モーター・マニュファクチャリングに次ぐ、2つ目の二輪車生産の新会社を西ジャワ州カラワンに設立する。
新会社の名称は、「ピーティ・ヤマハ・モーター・マニュファクチャリング・ウエストジャワ」とし、資本金は1,470万USドル(約15.5億円)。ジャカルタ市から南東に47キロ離れたカラワン工業地区に新工場を建設する。
設立当初は、従業員700名、敷地面積300,000m2、建物面積54,000m2、生産能力は、年間30万台の規模で2006年1月より操業開始し、投資額は、約6,685万USドル(約71億円)を計画している。
また、2007年には、生産能力を年間60万台規模まで拡大する予定。
この新工場の特徴は、モペットタイプの二輪車専用工場と位置付け、同種多量生産することでマスメリットの徹底追求とあわせて部品の生産も完成車の組み立てと完全同期することで在庫やスペースをミニマムに抑え、管理ロスの極小化を実現し、生産性向上を図る。