(株)商船三井、日本郵船(株)、川崎汽船(株)、三井物産(株)は、Ras Laffan Liquefied Natural Gas Co.Ltd.Ⅱ(ラスガスⅡ社)と新造LNG船1隻につき長期定期傭船契約を締結、同時に韓国三星重工業と当該船の造船契約を締結した。
商船三井、日本郵船、川崎汽船で構成する船主コンソーシアムは、ラスガスⅡ社とこれまでに4隻の新造LNG船の定期傭船契約を締結済み。
今回は、三井物産を新たにコンソーシアムに加え、それらに続く5隻目の契約となる。ラスガスⅡ社は、カタールペトロリウム(70%)とエクソンモービル(30%)が出資・設立したカタール国第三のLNGの生産・販売会社で、現在インド向けにLNGを販売しており、現在増設中の液化設備完成後は(合計計画生産量年間約1500万トン)、ヨーロッパにもLNGを販売する。
契約概要
契約締結日/場所:12月1日カタール・ドーハ
船主:商船三井、日本郵船、川崎汽船及び三井物産が共同出資する新会社
(PeninsulaLNGTransportNo.4Ltd.-本社マーシャル諸島)
傭船者:ラスガスⅡ社
傭船期間:本船竣工(2007年1月)から25年間
投入船:145,000m3メンブレン型新造LNG船1隻
造船所:韓国・三星重工業に発注
投入トレード:カタール・ラスラファンからヨーロッパ
船舶管理会社:日本郵船