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ジー・プラン、東芝テック/バリューを付加したPOSシステム提供

2002年12月18日/未分類

ジー・プラン(株)は、東芝テック(株)と提携し、同社の提供するPOSシステム(販売時点情報管理システム)と連動した、総合顧客情報システムに、ポイント交換サービスと連動したシステムを商品化、販売を開始する。
ジー・プランは、20万人以上が利用する、日本最大のポイント交換サービス「G.Network(ジー・ポイント・ネットワーク)」を運営し、現在、67社の加盟企業が参加している。各社が運営するポイント・プログラムをネットワーク化し、加盟する企業同士のポイントを交換して利用できるというサービスを提供している。
流通業に欠かせないPOSシステムのシェア No.1 の実績を誇る東芝テックは、今回の新商品開発に伴い、ジー・プランが提供する「G.Network 」との提携により、流通小売業の付与するポイントの価値を高め、利用者の満足度向上を図りた、既存の顧客(利用店舗)に対して、新しい価値を付加したソリューションを提供する。
今回の提携で、リアル店舗での購買実績に基づいたポイント付与、及び、購入履歴がシステムで管理され、店舗側は蓄積したデータを元にマーケティング活動が行えるだけでなく、ポイント交換により、汎用性のある自由度の高いポイントを顧客に提供することで、優良顧客囲いこみ、顧客育成、店舗への再訪を促進することができ、販促費用の有効活用や効率化が見込める。
今回、東芝テックの主な対象クライアントでシェアの高いショッピングセンターを第一ターゲットに展開を始め、今後スーパーマーケット、専門店などの他業種への展開を拡大していく計画。
さらに、同社が年明けにサービス開始を予定している「流通ポータルサイト」上で、標準的なサービス・メニューとして提供し、自社単独での販促プロモーションやポイントシステム導入が難しい中・小の流通小売業向けにサービス展開を見込む。
東芝テックは、顧客満足度向上で需要の高い「ポイント交換サービス連動POSシステム」を既存クライアントへ提供することにより、さらなるエンドユーザの満足度を獲得すべく、他社との差別化を図っていく。
ショッピングセンター、スーパーマーケット、専門店など流通小売業のポイントの需要は大変高く(ジー・プラン実施調査より)、この分野を中心に顧客管理システムを提供している東芝テックとの提携は、新しいカテゴリーの加盟企業をG.Network に加えることができ、より、ポイント交換ネットワークの価値を高めることができる。
インターネット上のポイント交換インフラを提供するジー・プランは、これまで、主にウェブ上でのサービス展開を行っており、一方、東芝テックは、リアルの店舗でのPOSシステム提供を行っていた。
今回のウェブに特化したサービスと、リアルに特化したサービスの融合により、2社は、ウェブとリアルの壁を取り払い、双方の顧客の幅、及び、顧客がサービス利用できる機会を大幅に拡大することができる。
今回、ポイント交換機能を付加する東芝テックのPOSシステムは、ショッピングセンター向け新総合情報システム「SX-4000」。
ポイント交換サービス連動顧客管理システムは、下記のようなメリットを、導入店舗、及び顧客に提供する。
<導入店舗>
顧客に対して、新しいポイント還元の仕組みを提供できる。
ポイントを利用して、顧客の店舗再訪を促すことができる。
付与するポイントは、67社が加盟するG.Network のパートナー企業のポイントに変換することができ、1社独自で展開するポイントよりも、価値の高いインセンティブを提供することができる。
<顧客>
ポイントという形で、購買に対する還元を得ることができる。
67社が加盟するG.Network 内で使用できるジー・ポイントを、最もポイント・プログラムのニーズの高いスーパーマーケットなど、日々利用する店舗で獲得することができる。

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