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ダイエー、マルエツ/戦略的連携で仕入・配送の共同化

2003年03月05日/未分類

(株)ダイエーと(株)マルエツとは、グループシナジーをより一層強力に追求し、相互の企業価値の最大化を目指すためスーパーマーケット事業(以下:「SM事業」)を軸とした戦略的且つ広範囲な連携を行なうことについて、基本合意した。
マルエツは、ダイエーグループにおけるSM事業の中核企業であり、両社では既に商品の共同仕入れ等の取組みを行なうなど協力関係を構築してきた。
ダイエーは、ダイエーグループ「新3カ年計画」に基づき、営業力の改善・強化に取り組んでおり、2003年度の営業方針においては、個店特性に対応した営業力強化策の一つとして、「食品(+日用品)」を核とした小型GMSの構造改革とSM事業の再構築を打ち出している。
マルエツは、顧客の「健康」と「食文化」を創造する「快適生活創造企業」を目指し、地域になくてはならない「地縁ストア」づくりに取り組んでおり、首都圏において営業基盤の強化拡大を行なってきた。
今回、両社は顧客ニーズの多様化等に対応した商品仕入・店舗オペレーションの更なる深耕を図るために戦略的連携を実施する。
首都圏にドミナント戦略を掲げ、地域密着型で高いパフォーマンスをあげているマルエツの、「エリア・バイイング(顧客の細かなニーズに応えるためのエリア毎の仕入システム)」を活用したビジネス・モデル、顧客の声を常に意識する「マーケットイン」発想や現場主義といったコーポレート・カルチャーを、ダイエーは積極的に導入することにより、収益力の柱である食品を更に強化することによって、営業力を高める。
一方、マルエツにおいては、ダイエーと連携することで仕入・配送の共同化、人材の交流等を通じて、ビジョンである首都圏フーズ・シェア10%に挑戦するという「リージョン10構想」の実現性をより高めることが期待できる。
戦略的連携の内容
(1)店舗オペレーション・出店・改装
(2)品揃え・棚割り
(3)共同販促
(4)共同配送
(5)共同商品開発
(6)商品の相互供給
(7)人材交流
   
マルエツの代表取締役である吉野平八郎はダイエーの顧問に就任し、営業面の指導を担当する。

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