加賀ソルネット／押入れ産業、西川印刷と業務提携でドキュメント管理システム販売スタート

加賀電子グループの加賀ソルネット(株)は、 押入れ産業(株)、西川印刷(株)の三社で、デジタルアーカイブ事業においての業務提携契約を締結した。
この契約締結により 加賀ソルネットは、西川印刷が開発した電子ファイリングシステムおよび押入れ産業の全国ネットで提供する保管サービス「SIFAS（サイファス）サービス」の販売を開始する。
押入れ産業フランチャイズ営業店の保管施設を活用し、文書の機密レベルでの保管、集配、および廃棄処理サービスまでを一環して提供する。
今後、ソリューション開発、電子化、保管、販売の各分野で、三社の強みを活かし、SIFASポータルサイトを立ち上げ、文書管理のサイトとして顧客サービスの向上に努める。
「SIFAS」（サイファス）は、電子ファイリングシステムの企画・開発情報管理・保管サービスを基本に、文書管理におけるライフサイクルをトータルでサポートするサービス。業務の合理化や効率化を実現するために、一括アウトソーシングサービスを提供する。
西川印刷は、SIFASサービス業務における文書の電子化および入力作業を行うために、押入れ産業千葉中央店（日本埠頭倉庫株式会社）に電子化の機密入力センターを開設した。
文書の電子化については、政府のe-ｊapan構想や住宅の品確法、電子帳票保存法、建設関連のCALSなどで行政や業界分野でのニーズが高まりつつあり、現在では、医療機関 （カルテ、レントゲンフィルムなどの電子化）への対応が必要となってきている。
電子化する文書は、顧客と相談しながら、コストパフォーマンスを高める。機密性の高い文書については、分散データ入力を行い、高精度の暗号システムにて暗号化。電子化したデータは、CD-RやDVD、ストレージなど各種電子媒体に格納、あるいは各業界に応じたデータベースシステムを構築し、データベースとして提供し、これらの電子媒体を全国に分散保管することも可能にした。