住商情報システム(株)は、自動車部品メーカー向けテンプレート「Auto Business Suite」の新バージョン「Auto Business Suite Ver.2.0」の開発し、12月8日から販売を開始する。
昨今の自動車部品業界は、自動車メーカーによる選別強化の中、大幅な原価低減はもとより、業界再編、生産拠点の統廃合、調達のグローバル化、系列を超えた販売力の強化などが求められており、ビジネス・スタイルの変革、それらを実現可能とする基幹業務システムの再構築等が必要とされている。
同社は、SAPジャパン(株)が昨年9月に発表した自動車部品業界向けベーシックモデルである「BMAS-Ⅱ」に、同社の自動車部品業界向け導入事例からの経験とノウハウ(含 メーカー系列企業の違いによるシナリオの差分関連機能)を織り込み、且つAdd-on機能を追加した自動車部品業界向けテンプレート「Auto Business Suite」を2002年12月に出荷した。
その後のお客様の要望とより一層のユーザーフレンドリーを目指す検討を踏まえ、こ実務遂行機能を大幅に拡充し、且つ低コストを実現した新バージョンを開発、販売を開始する。
「Auto Business Suite Ver.2.0」の概要と特徴:
「機能テンプレート」ではなく、当該ビジネスの迅速・正確・円滑な総合的運営・遂行を支援する「ビジネステンプレート」という視点から、設計された製品。
1. All in One ソリューションの提供
自動車部品業界へのシステム導入ノウハウをもとに、「そのまま業務として利用可能な」業務シナリオを拡充し、自動車部品業界の全ての業務領域(事業計画/受注/生産/調達/出荷/会計等)で必要な機能を業務シナリオとして提供する、業界初の業務モデルを搭載している。
加えて、日本の商習慣に合った一連の業務シナリオを"All in One"で実装した、投資対効果(ROI)が高いシステムとなっている。
業務シナリオの拡充ポイント
(1)業務の流れを重視したシナリオを提供
2)生産工程が大きく異なる組立系、加工系の2つの業務モデルを提供
2. 業界で確立したEDI標準インターフェースの提供で受注業務サポート
EDI標準インターフェースによる受注・調達・出荷に関わるSAP R/3送受信用の標準フォーマットを提供し、業務サポート。
3. EAIによる各種インターフェースの提供で並行稼動サポート
SAP R/3段階導入時のインターフェースツールとして活用され、導入時のマスタ移行ツールとしても活用できる。
4. SAP R/3へのADD-ONレスを指向
標準化された業務シナリオ、各種標準インターフェースの組み込みにより、ADD-ON開発の低減化が可能。
5. 導入期間が約1/2に短縮。(同社開発事例対比にて試算)
販売価格:
(1) テンプレート:1 000万円~
(2) 導入支援費用:別途見積り
(3) ライセンス費用:別途
販売目標:3年間20セット
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住商情報システム/自動車部品メーカー向け・SAPテンプレートの新バージョン販売
2003年11月30日/未分類
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