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アサガミ/平成17年3月期第3四半期財務・業績の概況(連結)

2005年01月30日/未分類

アサガミ(株)の平成17年3月期第3四半期財務・業績の概況(連結)は下記のとおり。

当第3四半期における世界経済は、米国および中国の景気の伸びに一服感がみられ、欧州経済もユーロ高の影響で輸出の伸びが抑制され緩慢な成長となった。

また、わが国経済は企業収益の大幅改善および雇用環境に持ち直し等の動きがみられるものの、上半期堅調に推移した輸出および個人消費にも陰りが見られる等、景気の減速感が次第に強まっている。

こうした経済情勢の中、当物流業界では輸出の伸びが徐々に鈍化し、原油価格の高騰により物流コストが上昇し、さらに顧客からの物流経費削減の流れも止まらない状況が続いた。

また、不動産業界におきましても賃貸料相場が依然と低迷しており、厳しい経営環境が続いている。

このような経営環境のもと、同社グループは名古屋地区再開発の一環として物流倉庫新設による収益拡大および固定資産売却による資産効率の向上を図った。

以上の結果、当連結会計期間の業績は、物流事業において、港湾フォワーディング部門における国内タンカー輸送の撤退と運輸部門における荷役作業の受注、その他事業における建築資材販売の受注等が減少したが、物流事業において、倉庫部門における契約形態の見直しによる増収、港湾フォワーディング部門における自動車部品・建設機械の輸出と鋼材の輸出増加、運輸部門における鋼材輸送の単価の見直し、また3PL部門における間仕切製品の取扱量増加等があり、営業収益は26,112百万円(前年同期比1.1%増)となった。

営業利益は2,059百万円(前年同期比2.0%増)となり、経常利益は1,324百万円(前年同期比10.4%増)となった。

しかしながら、平成16年9月に発生した台風18号の被害による729百万円の災害損失引当金および固定資産売却による1,740百万円の売却損等を特別損失に計上したため、第3四半期は920百万円の当期純損失となった。

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