トヨタ自動車(株)は、将来のロシア市場の拡大に対応するため、ロシア・サンクトペテルブルク市シュシャリ地区に、ロシアで初となる新工場を建設する。
新工場は、2007年内に、現在ロシアのトヨタ車販売の主力となっている「カムリ」を、当面年間2万台程度生産し、ロシアの販売会社であるトヨタロシア有限会社を通じ、ロシア市場での販売を行う。なお、国外への輸出は予定していない。
工場の敷地面積は約220ヘクタール(約67万坪)を計画しており、生産能力は年間5万台程度となる予定。
また、投資額は約40億ルーブル(約150億円)程度を見込んでおり、新規雇用は生産開始時点で約500名を計画している。