日本路線トラック連盟は、富岳通運（株）で貨物追跡システム稼動を開始した。
貨物追跡システムは、顧客からの「貨物追跡依頼」に、発送を委託された会社が窓口となり対応をしている。
しかし、物の輸送過程において、送り先によっては他の会社を経由することもあるため、貨物追跡情報が途絶えがちになり、貨物の現況を知るには非常に手間と時間がかかってきたのが実状だった。
これらの問題を解消するため、平成12年に会員各社が互いに協力して、会員相互間での迅速な貨物追跡を目指して設立したのが「貨物追跡システム」 = TTT ( Transportation Trucking Trace）で、平成13年3月より稼動を開始している。
このシステムは共用サーバーを設置して、TTT会員各社のコンピュータに接続することにより、委託された貨物がどういう輸送経路をたどったのかという経歴情報をリアルタイムに得ることが可能となった。
年々参加会員も増え、3月1日現在26社となっており、今回は富岳通運(株)の準備が整い、稼動を開始した。
