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商船三井/船陸間での船舶情報共有化促進

2005年10月10日/未分類

(株)商船三井は、三井造船(株)とグループのエム・オー・シップマネージメント(株)と協力して、船陸間での船舶情報共有化をめざす「統合LANシステム共同実験」を、2005年11月末までの予定で行う。

船舶では、針路・速力など約15項目を記録する「航海記録装置」(Voyage Data Recorder)や、エンジンの回転数・各部の温度/圧力などの運転状況を記録する「機関記録装置」(Engine Data Logger)などにより多数の情報を収集している。

今回の実験では「船舶向けブロードバンドサービスの実用化」を前提に①船側(コンテナ船“MOLEXPRESS”)に諸記録装置を中心とするLANを構築②陸上側に船内情報の受け皿としてポータルサイトを構築する。

情報はインマルサット通信によるシミュレーションを行いサンプル的に伝送、船舶情報の共有化/有効活用の可能性を探る。

実験での検討内容
1.船内LANの構築・運用
1)船内管理者の負担の軽減による安全運航への寄与
2)情報の一括管理

2.船陸情報共有化による効率的運用・管理
1)陸上によるバックアップ(サポート)の可能性、船舶管理効率化
2)現場情報の収集簡易化とフィードバック

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