DHLは、整形外科医療用機器メーカー「Stryker Orthopaedics(ストライカー・オーソピーディクス)」と輸送に関する3年間の受託契約を結んだ。主に「DHLインポート・エクスプレス」を利用し、欧州発米国向けの機器の輸送全般を担う。
Strykerは、フランス、ドイツ、アイルランド、スイスにある自社プラントで医療機器を生産し、世界中の医療機関に向けて流通・販売している。DHLはこうしたプラントから48時間以内に、米ニュージャージーの物流センターに搬入することを主眼としている。
Stryker関係者は「急を要する医療機器の輸送のため、DHLの(輸送に関する)専門知識が必要だった」としている。
今回のインポート・エクスプレスのサービスでは、集荷から配送までを一貫して担い、貨物トラッキングも行うことになっている。(翻訳)