日本通運(株)は、ドイツにおける現地法人・ドイツ日本通運有限会社を通じて、ロシアのサンクト・ペテルブルグに新会社「サンクト・ペテルブルグ日本通運有限会社」を設立し、7月17日より営業を開始する。
これまでの当社におけるロシア物流は、フィンランドをゲートウェイとした一大市場モスクワ向けの消費財(主に電気製品)販売物流が主であり、昨年6月に更なる拡大をめざし、モスクワ駐在員事務所を開設して同地での市場調査、情報収集活動を行っていた。
また、この程、ロシア第二の都市サンクト・ペテルブルグにおいて、日系自動車メーカー等の進出が公表されたことを契機に、ロシアにおける自動車関連の物流市場が形成され、最大の港であるサンクト・ペテルブルグ港がロシア国内及び欧州へのゲートウェイとして需要が益々高まっていくもの判断した。
このような状況下、サンクト・ペテルブルグに新会社を設立し、同地からロシア物流への新しいソリューションをお客様に提案すべく、この度進出を決定した。
新会社の概要
名称:サンクト・ペテルブルグ日本通運有限会社
所在地:Gapsalskayastreet5,lit.A,St.Petersburg,198035,Russian Federation
電話:+7-812-335-7626
FAX:+7-812-335-7625
社長:与田守祐
営業開始:2006年7月17日予定
資本金:6百万ルーブル(約24百万円)
出資者:ドイツ日本通運有限会社100%
事業内容:海運貨物取扱、航空貨物取扱、陸上輸送貨物取扱、倉庫配送業務、引越貨物付帯する物流関連サービス