日本通運(株)は7月3日、サンクト・ペテルブルグ日本通運有限会社をロシア日本通運合同会社に社名変更するとともに、同社モスクワ支店を開設、7月1日から営業を開始した。
2005年6月にモスクワ駐在員事務所を開設後、ロシア、CIS諸国で物流ビジネスの情報収集、市場調査を行い、今後の企業進出・事業展開による物流需要に対応するため、支店を開設するもの。
サンクト・ペテルブルグ日通は設立後、サンクト・ペテルブルグ港を経由する自動車関連の輸送業務を中心に取り組んでおり、モスクワに支店を開設することで、ロシアを管轄する日通グループの現地法人という位置付けとするため、ロシア日通に名称を変更。
同支店では、自社開発の倉庫管理システム「REWARDS」を駆使した3PL・倉庫配送業務の展開、航空・海運フォワーディング業務、海外引越業務を柱とした事業を展開する。