LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

ジョーンズ ラング ラサール/不動産透明度調査、日本の透明度向上

2006年07月27日/物流施設

ジョーンズ ラング ラサールは、「不動産透明度調査(2006年)」と題した世界の不動産市場の透明性に関する最新のレポートを発表した。

それによると、クロスボーダーの投資機会の拡大と多国籍テナントの増加により、過去2年間で世界各地の不動産市場の透明度が大きく改善。アジア太平洋地域においても顕著な改善が見られ、特にJ-REIT市場の急速な発展や、日本市場への海外投資家の参入によって日本の市場の透明度は、前回調査時(2004年)の「透明度“中”(=5段階評価で上から3段階目)」から「透明度“中高”(同2段階目)」へと1段階引き上げられた。

世界56カ国、地域を対象とするこの調査は、不動産市場に関わる企業が、グローバルなビジネスチャンスをとらえて不動産戦略を打ち出すための戦略ツールとなるよう分析されており、他の国際的な指標と併用することによって、グローバルな投資戦略や企業の拡大戦略の策定に役立てることができる。

この調査では、世界中の市場を不動産透明度の判断基準となる次の5つの属性で評価することにより、段階1(「透明度“高”」)から段階5(「透明度“低”」)までの5段階にランク付けしている。

判断基準
・投資実績指標の有無
・市場ファンダメンタルズに関わるデータの有無
・上場不動産投資ビークルの財務情報の開示とガバナンス
・規制要因、法的要因
・不動産売買に携わる専門家の専門基準、倫理基準

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース