キリンビバレッジ(株)は、平成18年12月期中間決算短信(連結)のグループの対処すべき課題で、コスト削減に直結したロジスティクスシステムの構築を掲げ、研究開発から調達購買、生産、物流にいたる一連の機能を統轄するロジスティクス本部を設置している。
さらに、需要変化への迅速な対応、品質の優位性および技術開発力の維持・向上を図ることにとどまらず、全体最適を勘案した機能の融合連鎖を図り、コストの最小化に努めるという。
また、グループ協業推進によるキリングループ資産の活用でも研究開発から調達購買、生産、物流、販売活動にいたるまで、キリングループとの協業を図ることにより、コスト競争力や事業の効率化をはじめとするシナジー効果が発揮される取り組みを積極的に行うという。
経営成績では、グループ会社である小岩井乳業(株)が担う国内食品事業は、製造・物流・営業体制の効率化を図るなど、事業基盤の強化に努めたとしている。