NECとKDDIは1月11日、世界初の3周波数対応RFID機能を搭載した携帯電話端末を活用したモバイルクラウドサービスの基盤を共同で進めてきたが、2011年3月からKDDIのauインフラを使ったサービスを開始すると発表した。
モバイルクラウドサービスとは、商品等につけられたRFIDタグを携帯電話が読み取り、利用者がさまざまなアプリケーションサービスを受けられるもの。
具体的には外勤の多い営業要員の業務サポートやさまざまな資産を点検する保守要員の業務サポート、一般社員の日常業務をサポートするソリューションサービスを提供する。
NECとKDDIは「オープンプラットフォーム」とすることで、さまざまなSaaSベンダーやアプリケーション開発ベンダーにも広く開放し、サービスアプリケーションのラインナップの充実を目指す、としている。