福山通運は4月4日、被災地域での荷物の取り扱いの拡大状況をまとめて発表した。
それによると、11日の大震災後、3月17日からは青森、秋田、岩手および山形の各県で営業を再開。22日からは順次宮城県と福島県下でも、一部エリアを除いて集荷・配達のサービスを再開している。
茨城県下では、22日から全地域で集荷・配達のサービスを再開。
29日からは宮城県登米市で集荷・配達のサービスを再開し、石巻市・東松島市・牡鹿郡・宮城郡松島での営業所止めのサービスを再開している。
ただし、宮城・福島県下の宅配物(個人宛の荷物)については、すべて最寄りの営業所止めとなっている。
なお、福山通運は東日本大震災の被災地への救援物資輸送を行政機関、地方自治体、各トラック協会等の要請に基づいて救援物資輸送も順次行っているが、現在までに「救援物資輸送:延車両台数184台(3月29日現在)」と発表した。