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佐川急便/特定信書の航空便開始

2011年05月19日/3PL・物流企業

佐川急便は5月19日、全国翌日配達を実現するため国内航空(信書便)輸送追加の許可を取得し、5月21日から新サービス「飛脚特定信書航空便」の提供を開始すると発表した。

同社は2009年3月の特定信書便事業参入以降、これまで取り扱うことができなかった医療関係機関からのレセプト(診療報酬明細書)配送を受託。

今回全国翌日配送サービスを確立したことで、全国に支店を持つ大手損保会社から保険申込書の配送業務を新たに受託するなど、特定信書便のニーズは今後も高まる、としている。

なお、これまでは、特定信書便事業で定められた「民間事業者による信書の送達に関する法律」(信書便法)第三条三項2により、航空輸送事業者を使用することが再委託にあたり取り扱うことができなかったが、2010年3月に国内航空貨物運送事業を佐川グローバルロジスティクスから佐川急便が譲り受けたことに伴い、「飛脚特定信書航空便」の提供が可能となった。

■サービス概要
飛脚特定信書便(1号)・飛脚特定信書航空便(1号)
長さ・幅・厚さの合計が90cmを超えるもの、または重量が4kgを超える信書便物を送達するサービス
「取り扱いサイズ」
最小:長さ・幅・厚さの合計90cm超 重量4kg超
最大:長さ・幅・厚さの合計160cm以下 重量30kg以下
飛脚特定信書便(3号)・飛脚特定信書航空便(3号)
送料の額が1000円を超える信書便物を送達するサービス
「取り扱いサイズ」
最大:長さ・幅・厚さの合計160cm以下 重量30kg以下
サービス提供区域は全国(離島除く)

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