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日立化成/子会社に35億円投資して生産体制整備

2011年06月22日/物流施設

日立化成工業は6月21日、グループ会社の浪江日本ブレーキが東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の損傷による警戒区域の指定により、操業を停止していることから、35億円を投じて生産設備を設置し、新たに生産拠点を確保すると発表した。

新たに生産拠点となる場所は、日立化成工業の下館事業所内で、2011年12月より順次稼働開始を目指す。

今回の投資により、浪江日本ブレーキの自動車用ディスクブレーキの生産能力は、震災前の5割程度まで回復する見込み。

浪江日本ブレーキは、今回、顧客への製品供給を第一に考え、生産拠点の確保と生産・供給体制の拡充に取り組むみが、福島県双葉郡浪江町で生産再開できる状況になった際には、引き続き同社グループの生産拠点として活用することを検討する、としている。

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