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豊田通商/中国上海近郊にて特殊鋼加工会社を本格稼働

2011年07月07日/物流施設

豊田通商は7月7日、中国の現地法人である豊田通商(中国)の100%出資で、中国上海近郊の江蘇省太倉市に、特殊鋼の保管、切断、検査、輸送を行う豊田通商(太倉)特鋼加工を本年4月に設立し、このほど本格稼働したと発表した。

従来、自動車向け特殊鋼については、日本からの輸出やKD部品輸出が中心で、中国材は一部限定的な採用にとどまっていたが、近年、現地調達化の環境も整い、中国材の採用に向けた評価が各社において進んでいる。

このような特殊鋼の現地調達化の進展を見越し、中国材の保管、切断、検査機能を備えた、豊特鋼を設立することにより、中国における自動車部品メーカーのニーズに応える。

また、豊田通商は、豊特鋼を特殊鋼センター事業のモデルケースと位置づけており今後グローバルな展開を図る上での中核事業体として、5年後に売上高30億円を目指す、としている。

■豊特鋼の概要
会社名 : 豊田通商(太倉)特鋼加工
設立年月日:2011年4月22日
本社所在地 :中国江蘇省太倉市(上海近郊)
資本金:1570万元 (約1億9500万円)
出資者:豊田通商(中国)100%
従業員数:19人(2011年6月時点)
事業目的:特殊鋼販売、切断加工、超音波探傷検査、物流

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