川崎汽船は船員のキャリアパス(キャリアプラン) を含んだ教育プログラムと研修機関の集合体「K Line Maritime Academy (KLMA) 第5回グローバルミーティング」を、2011年7月4日と5日の2日間、東京に於いて開催した。
<朝倉社長の挨拶>
会議には世界各地のKLMAインストラクターの代表、インハウス船舶管理会社および関係マンニングエージェントの代表、川崎汽船の朝倉社長を始めとする同社役職員含め、総勢110名を超える関係者が参加した。
初日の全体会議と2日目のインストラクター会議では、東京にあるKLMA(本部)より船員確保育成のための諸施策についての見直しや将来に向けての新たな方向性の説明があった。
また、各船舶管理会社からは各社独自の船員教育に関する取り組み、各地KLMAインストラクターからは世界各地における船員確保育成の現状や取り組みが紹介された。
続く7月7日には、各KLMAインストラクターが自身の訓練のために、社外研修として安全体感研修を受講。各インストラクターはこれら新しい知識と経験を自国に持ち帰り、船員育成に活かす。