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日本郵船/グループ会社の電子海図研修コースが認証取得

2011年09月22日/未分類

日本郵船のグループ会社のエヌワイケイ・シップマネジメント社(NYK SM)は9月22日、日本海事協会から電子海図情報表示装置ECDIS(Electronic Chart Display and Information System)訓練コースに対する認証を受けたと発表した。

<認証授与式>
20110922nyk1 - 日本郵船/グループ会社の電子海図研修コースが認証取得

<訓練風景>
20110922nyk2 - 日本郵船/グループ会社の電子海図研修コースが認証取得

ECDISは世界で2012年7月1日から段階的に搭載が強制化され、これを主たる海図として航行することが義務化される。これに伴い船長、航海士に対してECDIS取り扱いに関する訓練の実施が義務付けられている。

訓練コースは、国際海事機関(IMO)が策定した所定のモデルコース(40時間:5日間)に則って実施することが要求され、NYKSMは今年初頭からECDISの実機を使用するシミュレーション訓練装置の導入と訓練コースの構築を進めてきた。

日本海事協会は今年4月の一般財団法人移行を契機に、従来の船級業務に加え、船員の海事教育訓練分野の認証事業を開始。NYKSMはECDIS訓練コースの構築に合わせて日本海事協会の認証取得に向け作業を進めた結果、IMOモデルコースに準拠した訓練であると認定したもの。

同協会が実施する海技教育訓練分野の認証を取得するのは、同社が初めてとなる。また、当該訓練コースは、シンガポール政府とノルウェー船級協会「デット・ノルスケ・ベリタス(DNV)」の認証も取得している。

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