商船三井は10月24日、三井造船と共同で、同社保有の木材チップ船「DALIA」に可変ノズル式ターボチャージャーを搭載し、その運用を開始したと発表した。
新たに搭載した可変ノズル式により、負荷に応じてタービン入口の排気ガス通過面積を制御することが可能となり、エンジンが低負荷域の時には排気ガスの通過面積を狭くすることでタービンの回転を上げ、供給空気量を増加させることができる。
そのためエンジンの燃焼状態を最適に維持し、これまで以上の低速運航を可能にすると共に各負荷での燃料消費量を低減する。
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