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NSユナイテッド海運/4~9月の売上高13.0%増、営業利益88.2%減

2011年10月31日/決算

NSユナイテッド海運が10月31日に発表した2012年3月期第2四半期決算によると、売上高666億8800万円(前年同期比13.0%増)、営業利益4億9900万円(88.2%減)、経常損失12億1700万円、当期損失4億1500万円(-)となった。

外航海運市況の、ドライバルクについては、新造船大量竣工に伴う供給圧力に加え、豪州・ブラジルでの悪天候や、鉄鋼原料価格の高騰による中国の自国産資源への切り替えなどを受けて荷動きが停滞したことから船腹需給は緩和し、大型船市況を中心に低迷した。その後、8月末より大型船市況が復調に転じたものの、大勢に大きな影響を与えるには至らなかった。

原油タンカー市況についても、新造船の供給圧力は依然として強く、市況は低調に推移した。

このような状況の下、外航海運事業の業績は前年同期比で大幅な減益となった。内航海運事業は、震災とそれに伴う電力不足や荒天の影響などにより、LNGや電力関連の石炭輸送を除くその他国内貨物の荷動きが伸び悩んだことから、業績は前年同期比で減益となった。

通期は、売上高1380億円(-)、営業利益18億円(-)、経常利益0円(-)、当期利益8億円(-)を見込んでいる。

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