トランコムが10月31日に発表した2012年3月期第2四半期決算によると、売上高385億8200万円（前年同期比10.4％増）、営業利益16億8900万円（10.9％減）、経常利益17億3300万円（7.6％減）、当期利益9億6100万円（0.8％減）となった。
営業利益はロジスティクスマネジメント事業での新規拠点の開設に伴うイニシャル費用の発生等により減益となった。
物流情報サービス事業は貨物量の回復等により堅調に推移し売上高208億7700万円（14.1％増）、営業利益7億円（1.9％増）となった。
ロジスティクスマネジメント事業は新規案件の受注、新規拠点の開設を順次進め、売上高97億2800万円（9.5％増）、営業利益6億3100万円（19.9％減）だった。
拠点整備は、7月に中国上海市に設け、岐阜県大垣市と愛媛県松山市に情報センターを開設。8月には埼玉県久喜市に久喜ロジスティクスセンターと愛媛県伊予市に松山事業所、9月に名古屋市緑区に大高事業所を開設した。
通期は、売上高810億5000万円（12.4％増）、営業利益40億3000万円（0.2％増）、経常利益40億5000万円（2.0％増）、当期利益23億円（8.5％増）を見込んでいる。
