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福山通運/4~9月の売上高1.8%減、営業利益2.4%増

2011年11月08日/決算

福山通運が11月8日に発表した2012年3月期第2四半期決算によると、売上高1235億9700万円(前年同期比1.8%減)、営業利益65億9400万円(2.4%増)、経常利益68億3100万円(7.3%減)、当期利益41億1400万円(12.2%増)となった。

運送事業は、震災等の影響を受け、輸送量が落ち込むなかで、新規顧客の開拓など小口商業荷物を中心とした積極的な営業展開を図るとともに、従来から推進している適正重量・容積収受の基本方針を堅持し、不採算荷物の撤廃に努め、売上高は1105億7300万円(2.2%減)、営業利益は60億1000万円(7.5%増)となった。

流通加工事業は、新規顧客の開拓に努めるなかで、復興需要の影響から物流施設の稼働率は大幅に向上し、売上高は59億5700万円(5.5%増)、営業利益は5億5000万円(7.0%増)となった。

国際事業は、震災後ほぼ壊滅状況下にあった輸出入業務も回復に向かい、特に輸入貨物は復興需要や円高の影響も加わり、著しく増加し、通関業務は好調な運びとなった。

6月には日系企業の進出が目覚ましいベトナムに駐在員事務所を開設した。売上高は12億7500万円(3.0%増)、営業利益は1億8300万円(4.2%増)となった。

通期は、売上高2510億円(1.8%減)、営業利益135億円(3.1%増)、経常利益137億円(4.0%減)、当期利益128億円(53.6%増)を見込んでいる。

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