ブロンコビリーが1月18日に発表した2011年12月期決算によると、事業に対するリスクの一つとして物流面も挙げている。
同社は中間流通のトーカンから一般食材の仕入れを主として行っているとし、その割合は2010年12月期が33.5%、2011年12月期が26.7%となっている。
ブロンコビリーは毎日発注翌日納品の体制をとっているので、物流機能を有していない取引先はトーカンを経由している。
また、物流業務についても、トーカンの一宮低温流通センターに一括して委託している。
現在のところ、トーカンとの関係は良好だが、何らかの要因により取引が継続できない事態が生じた場合には、一般食材の安定的な調達に支障をきたす可能性がある。
地震、火災等不測の事態が生じた場合には、物流機能の低下によりブロンコビリーの業績に影響を与える可能性があるとしている。