三井物産が2月2日に発表した2012年3月期第3四半期決算によると、物流・金融の売上総利益は80億円減の208億円（前年同期比28.0％減）となった。
物流本部は、前年同期比で6億円の減益となった。第2四半期連結会計期間に買収したPortek International（シンガポール）の新規貢献があった一方、前第3四半期連結会計期間に営業開始した東京国際エアカーゴターミナルは取扱貨物量が伸び悩み減益となった。
物流・金融部門の営業損失は55億円となり、前年同期の68億円の営業利益から123億円の悪化となった。売上総利益の減少に加え、子会社の業績連動賞与の増加及び子会社の買収による販売費及び一般管理費の負担増があった。
また、物流関係では、当第3四半期連結累計期間において、物流倉庫事業会社のトライネット・ロジスティクスが国内の遊休土地の売却益32億円を計上した。
