ケーヒンは3月5日、タイ洪水被害からの復旧状況を発表した。
ロジャナ工業団地にあるケーヒンオートパーツ(タイランド)カンパニー・リミテッド(KTR)は、四輪車用の機構製品および空調製品に関してすでに生産を再開。電子制御製品については、設備の入れ替え等が完了し生産を再開し、3月6日から製品出荷を再開すると発表した。
これにより、KTRの復旧は完了となった。
また、1月より子会社となった四輪車用熱交換器の製造販売を行うケーヒン・サーマル・テクノロジー(タイランド)カンパニー・リミテッド(TTH)も同工業団地にあり、浸水被害を受け設備等の復旧工事を進めてきたが、復旧工事が完了し3月5日より生産を再開した。
3月中にはグローバルでのバックアップ生産からTTH生産へ順次切り替えを行い、洪水前の状況に復旧する予定。