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国交省/2010年度自動車のリコールを増加傾向へ

2012年03月22日/調査・統計

国土交通省は3月22日、リコール届出内容とその傾向の分析結果を公表し、リコール届出件数は、320件(前年度比5%増)で、前年度より16件増加した。

リコール対象台数は、734万8000台(124%増)であり、前年度より増加(407万台増)した。これは、届出1件当たりの対象台数が50万台を超える大規模な届出が6件あったなど、対象台数の多い届出が増加したため。

車種(用途)別のリコール届出件数は、乗用車117件(21%増)、貨物車70件(6%増)及び乗合車35件(21%増)については前年度より増加し、特殊車70件(10%減)と二輪車25件(11%減)については減少した。

装置別のリコール届出件数を見ると、動力伝達装置47件(12%増)、車枠・車体40件(60%増)、原動機35件(増減なし)、電気装置34件(13%減)、燃料装置32件(18%減)、制動装置32件(14%減)。

かじ取装置31件(15%増)、灯火装置25件(39%増)、走行装置17件(11%減)、乗車装置14件(22%減)、緩衝装置12件(増減なし)、排出ガス発散防止装置11件(267%増)の順となっている。

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