日新製鋼は4月17日、山口県の周南製鋼所で稼働している設備のリフレッシュ工事を実施すると発表した。
今回のリフレッシュ工事により、ステンレスの製造コストの削減、品質の向上、コイル大型化・5フィート幅対応が可能となり、小ロット多品種生産を行いながら、高い生産効率を実現することができる。
日本金属工業(日金工)と2012年10月を目途に経営統合することで基本合意し、検討を進めている。製鋼工程は、今回のリフレッシュ工事により周南製鋼所へ生産集約を行うものとし、集約が完了した時点で日金工の衣浦製造所における操業は休止する計画。
■製鋼リフレッシュ工事の主な内容
転炉設備増強
真空脱ガス設備増強
連続鋳造設備新設
生産能力:80万トン/年
稼働時期:2014年後半から順次稼働
投資金額:約270億円
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