LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





日本GLP/千葉県八千代市で5万m2のマルチテナント型物流施設を着工

2025年07月03日/物流施設

日本GLPは7月3日、千葉県八千代市で延床面積約5万m2のマルチテナント型先進的物流施設「GLP 八千代VI」を着工したと発表した。竣工は2026年12月末の予定。

<「GLP 八千代VI」外観完成イメージ>
20250703GLP01 710x512 - 日本GLP/千葉県八千代市で5万m2のマルチテナント型物流施設を着工

「GLP 八千代VI」は、地上4階建てのボックス型物流施設で、最大5テナントが入居可能。庫内は、最小区画約7600m2(約2300坪)から賃貸でき、柔軟な区画プラン選択が可能。また、ボックス型でありながら2層使いができ、効率的なオペレーションを実現する設備を整えている。

敷地内には100台超の駐車スペースを備え、通勤面で優位なほか、3000m2超の緑地を残すことで施設の環境保全、地域との調和にも配慮した設計となっている。

このほかに、グループ会社であるプラスオートメーションが提供する物流ロボットのサブスクリプションサービス「RaaS(Robotics as a Service)」を含むソフト面でのサポートを検討中であり、入居企業は最新の物流技術を活用し、初期費用を抑えつつ物流現場の自動化を推進することが可能となる予定だ。

加えて、物流課題の支援サービス「GLPコンシェルジュ」を利用することで、日本GLPの一気通貫の施設管理体制や広域な物流ネットワークを活用し、近隣の物件に入居するテナント企業とのスムーズな連携が可能だ。

<「GLP 八千代VI」周辺図>
20250703GLP03 710x396 - 日本GLP/千葉県八千代市で5万m2のマルチテナント型物流施設を着工

<「GLP 八千代VI」広域図>
20250703GLP02 710x396 - 日本GLP/千葉県八千代市で5万m2のマルチテナント型物流施設を着工

立地面では、八千代市吉橋にある吉橋工業団地エリアの一角に位置しており、東関東自動車道「千葉北IC」より約11km、京葉道路「花輪IC」より約10kmと物流主要幹線である東関東自動車道をはじめ、国道16号、京葉道路に囲まれ、千葉県内のエリア配送や首都圏の広域配送にも適している。

また、東関東自動車道を経由することで東京港や成田空港へ1時間圏内でアクセスが可能なことから、航空貨物と海上貨物の取り扱いにも適する。雇用確保の面でも、周辺は住宅地が広がる人口集積地であり、東葉高速線「八千代緑が丘駅」より約1.2km(徒歩約15分)であることから、高い優位性を持つ。

日本GLPの帖佐 義之社長は、「八千代市内で6棟目となる『GLP 八千代VI』が無事に着工したことを大変うれしく思っている。当施設は、最新鋭の設備を備えた汎用性の高いマルチテナント型物流施設であり、さまざまな業種の入居企業の効率的な物流オペレーションを支えることができると自負している。今後も、最適な物流オペレーションを実現する先進的な施設の開発・運営を通じて、入居企業の事業成長を力強くサポートし、環境負荷の低減に配慮した取り組みを推進し、地域経済の持続可能な発展に貢献していく」と述べている。

■施設概要
施設名:「GLP 八千代VI」
所在地:千葉県八千代市吉橋1824-1
敷地面積:約2万6000m2
延床面積:約5万m2
構造:地上4階建、耐震S造
着工:2025年7月
竣工:2026年12月末(予定)
認証取得:CASBEE認証、ZEB Ready認証(予定)
設計・施工:加賀田組

日本GLP/千葉県八千代市で15.7万m2の物流施設竣工、ダイワコーポ専用

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース