椿本チエインは4月2日、ポーラ・オルビスグループのオルビス西日本流通センター(兵庫県西宮市)に「つばき出荷・検品梱包システム」を納入したと発表した。
<システム構成>
オルビスが、通信販売の新物流拠点として今年2月に稼働したセンターに採用されたもの。
<低頻度出荷ピッキングエリア>
システムは、商品のピッキング、検品、梱包、出荷の一連の作業を効率よく行うため、低頻度出荷ピッキングエリア、高頻度出荷品配分ラインの2つのゾーンに分けてピッキング、その後検品・梱包ラインへと流れていく構成となっている。
<高頻度出荷品ピッキングエリア>
このシステムにより、出荷能力は1時間当たり最大2000オーダーと従来比1.5倍に、占有面積は従来比20%減の省スペース化を実現した。
誤出荷率は、従来の10万分の8から10万分の1への削減を見込んでいる。
オルビスでは、WEB通信販売での競争力強化と効率化、大災害時等のリスク分散をねらいに、西日本初の物流拠点を整備したもので、流通サービスの西宮北物流センター内に新設した。
西日本流通センター稼働に伴い、関東地区は今後3拠点から1拠点へ集約して東西2拠点体制とし、今秋より関東・関西都市圏では当日配送サービス、その他地域(北海道から沖縄まで)は全国一律翌日配送を展開する。
問い合わせ
椿本チエイン
東京支社
物流システム統括 セールスエンジニアリング部
担当:北村・山口
TEL:03-6703-8402