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資生堂/グローバル人事管理システムが稼働

2012年04月23日/国際

日本IBMと、SAPジャパンは4月23日、資生堂が国内外のマネージメント職の給与計算システムを一元管理するソリューションとしてSAPの人事管理ソフトウェアSAP ERP HCMを導入し、第一段階として2012年1月に国内で本格稼働したと発表した。

資生堂の本社と国内外の関連会社のマネージメント職等を対象とするグローバルタレントマネージメントと、分散されていた国内約3万人の給与計算システムを一元管理するもの。

2009年10月より新人事基幹システム構築のためのプロジェクトをスタートさせ、日本IBMはコンサルティング・サービスからシステム構築を支援し、今後、運用、保守を行う。

本社と国内21社、海外35社の関連会社のマネージメント職等をグローバルレベルで育成していくためのシステムの整備が求められていた。

実現する上での基礎となる人事情報管理や、給与計算などの人事業務を行うシステムが、複数に分散されていたという状況も同時に改善する必要があった。

給与計算システムは、従来、営業職や事務職から、レストランや工場など、国内の約100職種を超える給与体系の給与計算、管理に複数のシステムが利用され分散していたが、これらの一元的な管理を可能にし、標準化、効率化に貢献している。

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