トランコムは5月8日、2012年4月より3か年の中期経営計画を策定し、最終年度目標は売上高1100億円、営業利益60億円、営業利益率5.5％を設定した。
基本方針は主要事業の徹底強化とOne Stop 3PLの実現に向け経営資源を徹底投入 とし、メインテーマをNo.1の幹線物流ネットワークを活かしたOne Stop 3PL事業者へとしている。
4つの事業戦略を挙げ、全国ネットワークを構築（完成・強化）し、顧客対応力を高め、幹線輸送の圧倒的ポジションの確立に向け、サービス機能の強化と事業のあり方を見直し、新マーケットを創造する。
生産請負事業を国内・海外事業の柱としていくため、強みを磨き、他社との差別化を図る。提案力・サービス機能を強化し、お客様の課題解決力を高める、としている。
投資戦略では、機能の確保・エリア補充を目的としたM＆Aの実施、情報システム及び物流センター建設等の設備投資など、事業成長のスピードアップを図る投資を積極的に行うとし、3か年の投資額を200億円としている。
