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福山通運/3月期の売上高2.8%減、営業利益3.4%増

2012年05月10日/決算

福山通運が5月10日に発表した2012年3月期決算によると、売上高2484億4500万円(前年同期比2.8%減)、営業利益135億4300万円(3.4%増)、経常利益141億1100万円(1.1%減)、当期利益99億2700万円(18.2%増)となった。

運送事業は、国内貨物輸送量の減少が長期化するなかで、商業小口荷物への集中した営業活動の展開や長距離選別輸送の強化を推し進めた。

羽田~九州間の航空輸送は、従来の北九州から福岡を加えた2空港への乗入れとなり、翌日配達エリアの拡充など輸送サービスの品質向上を最優先課題として取り組んだ。

昨年11月には藤沢支店(神奈川県)を新たに開設し、神奈川県下のネットワーク網の強化を図るとともに、関東地域における集配拠点の効率的運営を促進するため、グループ会社間との拠点統合を進めてきた。

交通事故防止への取り組みの一環として、デジタルタコグラフとあわせてドライブレコーダーの装着を順次行っていくなど、顧客への安全・安心な輸送サービスの提供に努めてきた。

その結果、売上高は2221億2800万円(3.3%減)、営業利益は121億1500万円(0.6%減)となった。

来期は、売上高2500億円(0.6%増)、営業利益136億円(0.4%増)、経常利益138億円(2.2%減)、当期利益80億円(19.4%減)を見込んでいる。

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